臨床

MFT(口腔筋機能療法)による口唇閉鎖訓練の実践

口唇閉鎖訓練ってなにやるのん?

2026/06/29 約9分

MFT(Myofunctional Therapy、口腔筋機能療法)は、口唇・舌・頬の筋機能を改善する訓練法で、口唇閉鎖不全の中核的な歯科介入として用いられる。本稿は歯科衛生士向けに、MFT による口唇閉鎖訓練の代表的手技(あいうべ体操・リップトレーナー使用・口輪筋運動)を実務目線で整理する。日本歯科医学会のガイドラインでは「口を閉じる・口周りの筋肉や舌を鍛える訓練」が口腔機能発達不全症の標準的対応として位置づけられ、月1〜2回の歯科受診と家庭でのトレーニング継続が運用フローとされる。エビデンスレベルは中等度で、「必ず改善する」型の効果保証は薬機法・医療広告ガイドライン上回避すべきとされる。本記事は2026年6月時点の業界一般情報に基づくもので、訓練法の詳細は提唱者・メーカーの公式情報での確認が望まれる。

MFT による口唇閉鎖訓練は、5つのステップで体系化できる。

第一に、評価と訓練計画の立案。第二に、患児・保護者への動機づけと指導。第三に、家庭での日常訓練の開始。第四に、月1〜2回の医院受診による評価と指導調整。第五に、再評価と訓練継続・終了の判断。

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