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歯科医院でのボトックス

#ストップ!歯ぎしり

2026/06/26 約10分

ボツリヌス毒素(ボトックス)は薬機法上の承認医薬品だが、承認適応は眼瞼痙攣・片側顔面痙攣・痙性斜頸・上肢痙縮等が中心で、歯科領域(ブラキシズム・顎関節症・咬筋肥大)は承認適応外(off-label use)である。本稿は勤務医向けに、ボツリヌス毒素の薬機法承認情報、歯科での適応外使用の制度的位置づけ、患者への説明と同意(インフォームドコンセント)の必要性、自費診療としての運用、医療広告ガイドライン上の留意点を中立的に整理する。適応外使用は医師の裁量で可能だが、責任の所在は医師にあり、トラブル発生時の対応・賠償等のリスク管理体制が必要である。本記事は2026年6月時点の業界一般情報・PMDA 公開情報・厚生労働省医療広告ガイドラインに基づく中立的整理で、case-media は記事内で言及する製品・クリニックとの金銭的関係を有していない。

ボツリヌス毒素(Botulinum Toxin、BoNT)は、ボツリヌス菌が産生する神経毒素で、神経筋接合部でアセチルコリンの放出を阻害することにより、筋肉の収縮を抑制する作用を持つ。

ボツリヌス毒素の主な作用機序は次のとおりである。

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