コンポジットレジンのエラビカタ
判断軸から切る、CRの製品の選び方
2026/06/26 約12分
コンポジットレジン(CR)の製品選定は、単一基準では決まらない多軸の意思決定である。本稿はCR 製品選定の6軸(適応症範囲・物性・操作性・色調・コスト・サポート)を中立的に整理し、複数メーカー併用の実務的判断を解説する。CR は薬機法上の医療機器(クラスII管理医療機器に該当する製品が多い)で、PMDA 承認情報の確認が標準である。診療所では「主力1〜2メーカー+特殊用途の補完」の構成で複数メーカーを併用するのが現実的とされる。本記事は特定メーカー製品の推奨を目的とせず、選定の判断軸を中立的に整理することを目的とする。case-media と各メーカーとの間に金銭的関係はない。本記事は2026年6月時点の業界一般情報に基づくもので、製品仕様・販売状況は変更される可能性がある。
CR 製品選定は、多数のメーカー・多数の製品ラインの中から、自院の症例・術式・コスト・サポート方針に合うものを選ぶ意思決定である。単一の評価基準で「最も優れた CR」が決まるわけではなく、診療所ごとに最適解が異なる。
CR 製品選定が難しい主な理由は次のとおりである。
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