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【口腔機能】外来で”衛生士”が回すためのチェックリスト

口腔機能は2026がアツイ

2026/06/26 約17分

口腔機能低下症の7つの精密検査は、衛生士が外来で実施することが想定される評価フローである。本稿は衛生士向けに、7項目の主検査法・代替法・所要時間・典型的な計測エラーをチェックリスト形式で整理し、令和8年改定後の保険算定との関係を踏まえた運用設計を示す。日本老年歯科医学会のVer.5.0と日本歯科医学会の基本的考え方を一次資料としつつ、衛生士向けに「明日から外来で回せる粒度」までかみ砕いた構成にしている。7検査の機器を要する5項目を主検査法で実施した場合の所要時間は約30〜45分が目安で、別添2の記録・別添3の管理計画書作成を含めると初診時60〜90分の枠が現実的である。本記事の点数・要件は2026年6月施行時点の改定概要に基づくもので、疑義解釈通知の追加発出に応じた見直しが望まれる。

口腔機能低下症の診断は、日本老年歯科医学会のガイドライン(Ver.5.0、令和8年3月改定対応版)と日本歯科医学会の基本的考え方(令和6年3月)に準拠した7項目の精密検査により行われる。7項目のうち3項目以上が該当した場合に「口腔機能低下症」と診断する。

令和8年診療報酬改定で口腔機能管理料1(90点)は精密検査の実施を要件としており、咀嚼能力検査・咬合圧検査・舌圧検査・口腔細菌定量検査・口腔粘膜湿潤度検査のいずれかを実施することが算定の前提となる。2025年に老年歯学誌で報告された東京歯科大学水道橋病院の研究(N=80)では、機器を用いる主検査法の組み合わせ(細菌カウンタ+感圧フィルム)では算定可能率100%だったのに対し、代替法のみの組み合わせ(TCI+残存歯)では56.3%に低下したと報告されている。代替法には算定要件を満たさないケースがあるため、機器導入の優先順位設計が運用の鍵となる。

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