3Dプリント義歯の保険算定
新技術の臨床トピック Ep.1
2026/06/26 約10分
3Dプリント総義歯は、2025年12月に保険適用が開始され、2026年1月に追加の材料が保険収載される段階的拡充の経過にある領域である。本稿は勤務医向けに、保険適用の経緯、算定方法、保険点数(従来のレジン床総義歯と同点数)、適用条件、施設基準、関連告示・通知の概要を中立的に整理する。3Dプリント義歯は CAD/CAM 義歯(切削方式)とは別の製造方式(積層造形・SLA 方式)で、デジタルワークフローによる製作効率化が訴求される領域である。保険適用が開始されたが、長期エビデンス・修理対応・適応症の見極めは継続的な検証が必要な領域でもある。本記事は2026年6月時点の業界一般情報・公開報道に基づく中立的整理で、case-media は記事内で言及するメーカー・サービスとの金銭的関係を有していない。具体的算定要件は厚生労働省告示・通知・地方厚生局公式情報での確認が望まれる。
3Dプリント総義歯の保険適用は、複数の段階を経て本格化した。
2025年12月、3Dプリント総義歯の保険適用が開始された。これは歯科診療報酬制度において、3Dプリンタによる積層造形で製作された総義歯が、初めて公的保険の対象となった節目である。それまでは3Dプリント義歯は自費診療領域での運用に限定されていた経緯がある。
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